遺品整理の費用を抑えるには?比較する際のポイント

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遺品整理は遺族が行うのが望ましいですが、昨今は子ども家族と離れて暮らす高齢者世帯も多いのが現状です。遠方のためなかなか遺族が時間を取れないということも珍しいことではありません。そんな場合は業者に遺品整理を依頼しましょう。しかし、気になるのは費用の問題です。できれば数社から見積もりを取って比較してください。その際に何をポイントにすればいいか、そして注意点について解説します。

どこまでが含まれているかを確認する

遺品整理といっても、実は大きく分けると2通りになります。1つは純粋に遺品だけを仕分けして処分するというものです。故人が生前使用していた生活用品などを整理して、遺族に渡すものと廃棄するものに分けます。そして、もう1つは孤独死などに多い部屋の臭いや汚れの清掃作業から行うものです。このどちらにするかで費用はかなり違ってきます。

一般的に遺品整理と言われているものは前者です。しかし、仮に孤独死をした場合で部屋の清掃まで希望したいなら特殊清掃が必要です。通常の遺品整理を行う際も最後に部屋の清掃作業は行うものの、これは掃き掃除や拭き掃除といった一般的な清掃作業と考えてください。異臭や汚れを除去する清掃になるとかける時間も違いますし機材も特殊なものになります。

また、作業に当たるスタッフも異なってきます。こうした内容の違いをしっかり理解しておかないと、自分では臭い除去までやってもらえるつもりでいてもサービスの内容は違うというズレが出ます。

また、遺品整理士の資格を持っているかどうかも判断のポイントになります。遺品整理士は遺品を供養するという視点で処分する人です。そして、廃棄が必要なものを適切に処理するための知識を有しています。業者の選択を間違えると不用品を不法投棄するという悪質なものも見られます。

見積もりをとる際は、どこまでを依頼するか、特殊清掃が必要な場合はできる業者かどうか、そして不用品を処分する際はどのように処分するのかを確認しておきましょう。

費用の明細をしっかりチェックする

費用をできるだけ抑えたいと考えるのは誰しも同じです。全体的に安い見積もりを出す業者があれば、すぐに依頼したいと考えてしまうかもしれません。しかし、そこは慌てて決めてしまわないようにしましょう。

適切に遺品整理を行うには相応の費用がかかるのは仕方のない部分もあります。単純に安いことだけで決めるのではなく、見積もりの内訳明細がきちんと出されている業者をおすすめします。内訳明細がなく金額が非常に安い業者は適切に処分をしない可能性も否定できません。

また、不用品として処理するものは重量で計算するのが一般的な出し方です。そのため、重さのあるものが多いとおのずと処分にかかる費用も上がる傾向があります。処分費用がかかる場合は重量で費用が上がっている可能性があるので、そこをチェックしましょう。

重量がかかるもので通常考えられるものは書籍や雑誌などに代表される紙類です。もちろん、家具や家電品などもかなり重さはあります。しかし、紙類に関しては重いものというイメージが抜けてしまう人も多く、費用がかかる場合にはどの部分で加算されているか分からないこともあるでしょう。

内訳明細を見て量や重さに対しての費用に疑問があれば確認しておくとトラブルも防げます。また、個人が書籍類を多数所有していた人なら、それだけでも遺族で処分すると大幅に節約できる場合もあります。

出張費などがかからない近くの業者に絞る

遺品整理を業者に依頼する際、実際の処分以外でかかる費用が出張費です。もちろん、これはすべての業者にかかるものではありません。同じ地域内であれば車での移動に関しては無料で行ってくれる業者は多いものです。しかし、他県などのような遠距離移動が必要な場合にはその分の費用が別途加算されます。高速料金などもかかってくるでしょう。

遺品整理をする場所が依頼者の自宅から遠い場合は、依頼者自体もどこの業者がいいか判断しにくい場合も考えられます。自宅近くの知っている業者なら安心感はあるかもしれません。しかし、遠方まで出張してもらうとそれだけで費用はかさんでしまいます。移動距離があまりないという場合でも、他県になるとその分費用が加算されるのが一般的です。出張費を節約するためには、できるだけ遺品整理をする場所の地域で営業する業者の中から決めることです。

遺品整理をする場所が大阪にあるなら、大阪の業者に依頼しましょう。土地勘がなくどのような業者があるか分からない場合は、インターネットで検索して調べるという方法もあります。1社では判断しにくいので、何社か調べるのがポイントです。気になった業者には直接電話するかネットのフォームなどで相談してみると具体的な費用や内容が分かります。1社ずつ調べるのは時間もかかるので、一度でできる見積もりサイトを利用するのもいいでしょう。