遺品整理

遺品整理の見積もりの基準ってどこを見てるの?

遺品整理の見積もりの基準ってどこを見てるの?

遠方に住んでいる人や、時間的な余裕がない人、また遺品の量が多い場合などは故人の遺品整理を業者に依頼することを考えるのではないでしょうか。故人への思い入れが強い場合は、気持ちの整理がつかないので他人に任せたいという考え方をする人もいます。

しかし、遺品整理の料金には明確な基準がなく、当日になってから見積よりも高い料金を請求されたというトラブルも後を絶ちません。今回は、見積を取るときに注意するポイントを見ていきましょう。

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遺品整理の料金に含まれる項目とは

遺品整理の費用項目は大まかに、人件費、車両費、ゴミの処理費用によって構成されています。しかしながら、見積料金に明確な基準はなく、実際の請求金額が見積と大きく離れていたためにトラブルにつながるケースも少なくありません。なかには、故意に料金の上乗せをする業者もいますが、多くのケースでは遺品の量や作業時間を正確に見積もれなかったために追加料金が発生してしまうことが多いようです。

遺品整理にかかる料金を決める最大の要素は、積み込みにかかる時間です。作業時間を決めるひとつのポイントは、トラックを駐車する場所が確保できるかどうかです。自宅から駐車場所までの距離によって作業時間が大幅に変わります。

もうひとつのポイントは、遺品整理をする部屋が何階にあるかということです。2階以上に部屋がある場合は、たんすなどの大物が階段を通らないことが多いため、吊り降ろし作業や、たんすの解体作業を行う必要があります。さらに、エレベーターがある建物の場合は、エレベーターまでの距離によっても大きく作業時間は変わります。家の大きな荷物を運び出すという点で、引っ越しと遺品整理は似通った部分があると言えるでしょう。しかし、引っ越しは依頼主が荷物の明細を把握しているのに対し、遺品整理は明細を把握していないという面で大きく異なります。

また、遺品整理では探し物をしながら分別を行うことがよくあります。アルバムやハガキなど故人に関係が深い品物が出てきたら知らせてほしいと伝える遺族は多いものです。遺品整理は引っ越し作業のように力仕事をする一方、遺族の要望に応えるきめ細やかな対応も必要です。ほとんどのケースでは事前に決めた作業内容だけで済むことはありません。そのため、作業時間が大幅に増加し、追加料金が発生することがよくあります。

意外とかかるゴミ処理費用

ゴミ

料金を決めるもうひとつのポイントは処分場です。遺品整理を行う業者は多数ありますが、優良な業者は廃棄物処理場と正式に契約を結び、ゴミの処分費用がかかるために見積価格も高くなる傾向にあります。手間がかかる作業ですが、環境基準が厳しくなったこともあって、資源をリサイクルするために箱や引き出しの中から一つひとつ中身を取り出して確認していくのです。

追加費用は、処分する遺品が多かったり、特殊な処分が必要な遺品があったりする場合に発生します。特に物置の遺品整理に多く見られることが多いでしょう。庭に物置があるケースでは、遺族は何が入っているかを把握していることは少なく、見積の段階でも業者が中身を一つひとつ取り出してみることはできません。当日になって、物置の中から消火器やバッテリー灯油など可燃物として捨てられないものが出てくると、その処分にかかる費用が追加発生してしまうのです。

なかには、業者に作業を依頼する前に分別をしておこうと考える人もいるかもしれません。しかし、市区町村が定める一般家庭のごみ出し基準と、業者が持ち込むゴミ処理場の分別基準は異なる場合があります。一般家庭の基準でゴミの分別を行うと業者にとって余計に手間がかかってしまうこともあるのです。業者に遺品整理を依頼することを決めたら、業者に事前準備について確認し、必要なものだけを取り分けて、後はそのままにしておくようにしましょう。

確認する作業には時間はかかりますが、丁寧に作業をすることで遺族が見つけられなかった遺品が出てくることもあります。作業の早さと価格を重視する人にはこのような業者は向いていませんが、故人や遺品を大切にしたいという気持ちが強い場合は、丁寧に作業をしてくれる業者なら気持ちよく任せることができます。

見積を依頼する際のポイントは?

ポイント

遺品整理を依頼する業者の選び方としては、何社か相見積もりをとったうえで比較して、最も価格の安い業者を選ぶというものが一般的です。しかし、遺品整理を行う業者のなかには、安い価格を提示して追加料金を請求するところもあるため注意が必要でしょう。遺品整理にかかる費用の相場を見てみると、部屋が2DKまでなら作業に必要な人員は3名、費用は14万円程度からのことが多くなっています。3LDKまでなら人員は5名、費用は24万円程度からです。

遺品整理にかかる費用をできるだけ正確に見積もってもらうために、必ず訪問見積をしてくれる業者を選びましょう。トラックの駐車場から部屋までの距離や、エレベーターの有無、集合住宅の場合は入居戸数とエレベーターの数とのバランスなどは、現場を見なければ不確定要素が多いため細かな判断はできません。

訪問をせずに見積を出す業者は、見積時間内に作業を完了させることを優先するため仕事が荒くなることに加え、思わぬ追加料金を請求されることにつながります。見積価格の低い業者は作業時間に余裕を持たせていないので、作業を完了させることを優先させる傾向にあります。結果、遺族の要望に応えることができず満足度も低くなりやすいのです。

個人の遺品を買い取ってくれる遺品整理業者は頼りになる存在ですが、できる限り見積もりは詳細に記載してもらうようにし、打ち合わせでは追加料金の有無についてもきちんと話し合うことをおすすめします。

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