孤独死

増加傾向にある孤独死!遺体発見から遺品整理までの流れとは?

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孤独死とは?

孤独死とは、一般的に「自室でだれにも看取られることなく、孤独な状態で息を引き取ること」を指します。孤独な状態のため、死亡の発見が遅れるケースが多いのが特徴です。法的に孤独死という定義が存在しないので、警察の死因統計上は変死扱いとなります。また、行政の場では孤立死という言葉で表されることもあります。孤独死の数は年々増加傾向にあり、今後も増え続けることが予想されます。

孤独死が増加し続ける理由には、現代日本の社会背景が関係していると考えられています。日本では長期化する不景気による収入低下や、不安定な雇用状況などの影響により、未婚のまま高齢を迎える比率が高まりつつあります。その結果、ともに暮らす家族がおらず、孤独死に発展してしまうというケースが増加傾向です。

そして、結婚していても経済的に子どもの養育が困難で、子どもを産まない家族が増えていることも、孤独死増加の原因だといえるでしょう。加えて、「経済的困窮によって病院に通えない」「満足に福祉サービスを受けられない」といった状況も、孤独死につながる要因です。そうした状況に置かれた高齢者は、体調が悪くても自宅で我慢するしかなく、人知れず衰弱して孤独死にいたってしまう場合があります。

さらに、近隣住民との触れ合いや、地域コミュニティとの付き合いが減少していることも要因の1つです。ひとり暮らしの高齢者であっても、近所の友人や知人などと定期的にコミュニケーションがあれば、体調不良時や危篤時に素早く見つけてもらえる可能性があります。しかし、周囲とのコミュニケーションがまったくない状態では、孤独死のリスクが高まってしまいます。

孤独死を招きやすい人の特徴は?

まず、大きなポイントとなるのが、ひとり暮らしかどうかという点です。一緒に暮らす家族がいない人は、どうしても孤独死の危険性が高まります。また、女性よりも男性のほうが、孤独死する割合が高い傾向です。男性のほうが家事や炊事ができないことが多く、生活状況が不規則で不健康になりがちです。配偶者との離婚や離別後に生活が乱れやすいのも、男性だといわれています。

他人とのコミュニケーションが苦手な人や、友達がいない人、1人でいる時間が楽しいという人なども要注意です。これらの特徴を持つ人は周囲から孤立しやすく、孤独死のリスクや、孤独死後の発見が遅れるリスクが高まります。

他にも、経済的に困窮している人や、持病を抱えているような人も気をつけなければいけません。経済的に苦しかったり、慢性的な持病があったりすると、健康を維持するのが難しくなります。さらに、「外出するお金がない」「外出する元気がない」といった状況に陥る可能性も高くなるでしょう。そうなると、自宅に閉じこもったまま過ごすことが多くなり、結果として周囲から孤立してしまうということが起こりえます。

孤独死発見から遺品整理までの流れ

孤独死は多くの場合、近隣住民などの一般人からの通報によって発見されます。また、友人や知人、大家などがたまたま家を訪れ、異変に気づくといったケースもあります。通報にいたる主な要因としては、腐敗した遺体から漂う異臭が挙げられます。遺体の腐敗にともなう害虫の発生が、遺体発見につながることもありえるでしょう。

さらに、新聞や郵便などが郵便受けからあふれかえっているのを不審に思い、通報するといったケースも見られます。ベランダや物干し竿などに同じ洗濯物が何日も干されっぱなしになっている状況も、孤独死を疑うサインのひとつです。こうした要因によって通報があると、住宅管理会社などの立ち会いのもとで部屋の鍵が開けられ、警察が部屋内の状況を確認します。

もし、一般人が孤独死の遺体を発見した際は、遺体や部屋の物に触れないよう注意しましょう。下手に現場を荒らしてしまうと、最悪の場合警察から事件性を疑われ、証拠隠滅の嫌疑をかけられてしまうことがあります。そのため、遺体発見時は遺体やその周囲の物に絶対触らないようにして、ただちに警察に通報しましょう。

警察が孤独死の遺体を発見したあとは、現場検証が行われます。同時に家宅捜索も実施され、事件性について調査されます。このとき、遺体が所持していた金品や貯金通帳、印鑑などといった貴重品は、警察が一時的に預かるのが特徴です。

続いて、死因を特定するための検死が行われます。本人確認が難しい場合は、DNA鑑定などが行われることもあるでしょう。そののち、警察から遺族(親族)へと連絡が行き、遺体の引き取りに関する確認がされます。遺族が警察に出向き、故人の死亡状況や必要な手続きの説明が行われたあと、身元確認が済んでいれば遺体の引き渡しとなる傾向です。そして、遺体の状況に事件性がなければ、警察から故人の貴重品や遺品などが返却されます。

次に、遺品整理が行われます。遺品整理では、「相続に関連するものかどうか」「残しておきたいものか」を仕分けなくてはいけません。この際、故人が暮らしていた部屋にある生活用品の処分と、部屋の清掃も合わせて行います。

ただし、法律の知識がないと遺品整理がうまく進まないことがありますし、孤独死の現場は特殊な清掃が必要になる場合が多い傾向です。そのため、遺品整理を行うときはプロの専門業者に依頼し、サポートしてもらうほうが賢明だといえるでしょう。

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