京都の遺品整理事情

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京都の歴史は非常に古く、先祖代々で住み続けている人も多いです。21世紀に入ってからも景観を崩さず、日本有数の観光地としての名前を保っている京都。日本の都としてプライドを持っていることでも有名ですが、現代の京都の遺品整理事情はどうなっているのでしょうか?

遺品整理に関する業者が生まれたのは2000年に入ってからのため、歴史が浅いのが特徴です。では、千年の都・京都の現代の事情と遺品整理業者の現状を紐解いていきましょう。

京都の特徴から見る遺品整理業者

日本を代表する古都京都。世界的にも有名な観光地のひとつです。南北縦長に広がる土地は山地に囲まれており、観光の中心になっている京都南部は盆地としても知られています。

実は、京都府の人口の半分以上は京都南部の京都市に集中しています。京都市、宇治市、隣接する滋賀県の大津市を合わせた地域は古都京都の文化財に指定されており、世界文化遺産にもなっています。

世界遺産に登録されてから一時期、景観の悪化が進行したため、京都市付近では住宅に関する厳しい規制が敷かれました。建てられる住居は和風のみ、五重塔より高い建物は禁止、有名寺院の近くに家を建てるにも複雑な決まりがありコストがかかるなど、ほかの都市には見られない特徴を有しています。

遺品整理に目を移すと、人口の多い京都市は1本1本の道路が狭く、大きいトラックは入るのが難しいでしょう。人口が多いだけあり京都市の遺品整理の需要は高いものの、特殊な住宅事情から京都の遺品整理業者もさまざまな工夫をしています。

たとえば、持ち家1軒分の遺品を整理するためには大型トラック1台は必要です。しかし、狭い路地には入れませんので、まず遺品整理をする住宅の前までは軽トラックで入り、何往復かして大型トラックへ遺品を積み込みます。

軽トラックが入ると路地はいっぱいに塞がってしまいますので、作業は急ピッチで行うようです。業者からすると大変な作業ですが、遺品整理を依頼する側としては、早く作業が終わるのでありがたいですね。

京都には遺品整理業者はどのくらいある?

業者

京都府内の遺品整理業者は十数件ほどですが、その多くは京都市内に集中しています。ほかの市にも存在していますが、数える程度しかありません。大阪府、奈良県、滋賀県など近隣にも遺品整理業者があり、京都府の遺品整理も管轄している場合があります。

京都の遺品整理業者には、テレビや新聞に取り上げられている業者が複数存在します。遺品整理士の有資格者が在籍している業者が多いのも特徴のひとつ。業務内容は遺品の分類や処理、生前整理、クリーニング、特殊清掃業など、遺品整理に関する業務全般を行っている業者が多いようです。

費用は部屋数で決まるのが一般的です。部屋数が増えるごとに作業員の人数と作業時間が増え、それとともに費用を決めています。間取りごとの費用の相場は、1DKで4万~8万円、2DKでは10万~15万円、3DKでは14万~22万円ほどです。依頼する遺品整理内容によってはこれより高くなるケースもあるでしょう。

たとえ1Kであっても決して安い金額ではありません。あれもこれもと依頼してしまうと費用はどんどん膨らんでいきます。何を業者に依頼してどの作業を自分たちで行うのかをしっかり決めることが大切です。

無料で遺品整理の相談と見積もりを受け付けている業者も多いです。優良業者なら遺品の買い取りも視野に入れて、なるべく安い金額で遺品整理ができるように提案をしてくれます。何をすればいいのかわからない人は、まずは業者に相談してみましょう。

京都以外に住んでいる場合の遺品整理はどうするべき?

どうする?

京都に住んでいれば、遺品整理を業者に依頼するにしても何回か打ち合わせをしたり、遺品整理の際に立ち会ったりすることも可能です。しかし、なかには遠方に住んでいて遺品整理をするための立ち会いすら困難な場合があります。京都府北部は山村が多く、実家が山奥にあるため遺族が遺品整理に行けないケースもあるようです。こういった場合も、京都の優良遺品整理業者ならしっかり対応してくれます。

遺族の立ち会いがなくても遺品整理が可能な業者がいくつかありますので、ぜひ相談をしてみてください。相談も業者の事務所まで出向かなくても、電話やメールでやり取りができます。

京都の遺品整理業者なら遺品整理に関する業務全般を依頼できることが多いです。遺品整理をする住居の周辺住宅への配慮も行ってくれるようです。仏壇・仏具のような遺品でも、遺品供養のサービスがある業者を選べば安心です。このほか、廃棄物の処理、クリーニング、さらに費用はかかりますが、空き家の解体をお願いすることもできます。

ただし、立ち会いができない場合は遺品整理業者の選定が非常に重要になってきます。悪質な遺品整理業者は全国的に問題になっており、優良企業だと思って依頼した業者が悪徳業者だったというケースも残念ながら存在します。無料見積もりのあとの追加料金の有無や、買い取ってもらった遺品の処分方法などは必ず確認をしてください。

もし、契約とは違う高額費用を請求されたり、処分を頼んでいない遺品までなくなっていたりしたら、消費者庁や国民生活センターなどへ速やかに連絡するようにしましょう。