遺品整理

遺品整理を悪徳業者に誤って依頼しないために知っておくべきこと

遺品整理の業者はスムーズに作業を進めてくれますので、頼れるサービスだといえます。しかし、なかには悪徳業者も存在しますので、慎重な見極めが肝心です。優良な業者に頼むことができれば安心して見積もりから遺品整理、不用品の処分まで任せられます。そこで、事前に悪徳業者を見分ける判断方法について知っておきましょう。

遺品整理の悪徳業者を判断できるポイントとは

遺品整理を頼むときには、まず業者のホームページを隅々まで閲覧してみましょう。「わかりやすく料金の説明などが書かれてあるか」「遺族に対しての配慮や親切心も感じとれる内容か」などのチェックがおすすめです。ホームページの中で記載されている料金についてですが、明確に書かれているかをよくチェックしてください。どこかあやふやで不明瞭に書かれている箇所はないでしょうか。遺品の量や部屋の広さはさまざまですので、記し方に難しい部分は確かにあります。しかし、ケース別に「このような場合は追加の料金が発生する」などと、「詳細な説明文があるかどうか」は大切です。ほかにも、「遺品の整理だけでなく不用品の処分も行ってもらえるか」など、あわせて確認しておきましょう。
よくあるトラブルとして、はじめに提示された遺品整理の見積もりとは別に、後から「不用品の料金が発生した」などといって追加で多大な金額を請求されることがあります。その金額は見積もりの2倍、3倍となる場合も多く、トラブルになることが多い傾向です。

料金に関して注意したいポイントは前払いでは絶対に支払わないことです。電話の話し中に見積もりした料金を聞いても、決してその場で料金の承諾をしないようにしましょう。訪問もせずに、すべてを見積もることはできないからです。引越しのときに目視せず見積書を渡されることがないのと同じだと思ってください。
また、後々トラブルが起こらないためにも、必ず遺品整理の作業中は立ち会いをしましょう。遺品とはいえ、なかには預金通帳や印鑑などの貴重品や手紙や日記が残っている場合もあります。遺族と相談なしに業者がどうするかを決められない品もありますので、作業員のみが部屋で作業をしていて勝手に処分されてしまったということが起こらないようにしましょう。「あの品はどうなったんだろう」と後々わからなくなる事態も避けたいですよね。友人などの連絡先が書かれたアドレス帳も、連絡すべきことが後になって発生するかもしれませんので、手元に持っておくのが安全です。

トラブルを避けるために確認すべきこと

料金のトラブルが一番多いですから、事前に防ぐために注意すべき点を確認しておきましょう。見積もりの価格が異様に安いと感じる場合は要注意です。複数の業者に見積もってもらうのがベストですが、部屋の広さや遺品の量をみれば、だいたいこれくらいだという相場が発生します。複数の見積もりの中でも極端に安いということは、含まれていない料金があったり、後々追加料金が発生する場合があったりするため、その説明がなされていないことも考えられます。後から見積もりの何倍もの金額を請求されたということは、よくみられるケースですから注意が必要です。

判断する方法として、遺品整理をする会社が必ず持っていなければいけない許可証というものがあります。「一般廃棄物収集運搬許可証」「古物商許可証」という許可証が、会社のホームページに提示されているかどうかを確認しておきましょう。また、遺品整理とあわせて不用品処分も行ってもらえるかも確認しておきたい点です。重要なことですので、電話や口頭で必ず聞いておきましょう。信頼できる会社に依頼したいのであれば、「依頼前にその会社で過去にトラブルが起こってはいないか」「評判がいい会社かどうか」も調べておくとよいでしょう。長年遺品整理のサービスを行っている会社であれば、まず問題ないです。ほかにも、お客様の評判はわかりやすい判断基準なので参考にしてみましょう。

万が一、トラブルがあったときのためにおすすめしたいことは、業者との会話の内容を録音しておくことです。もうひとつの証拠としては見積書をきちんと書面でもらっておき、口頭で料金の承諾することを控えましょう。その2点は後でトラブルがあったときに証拠となるので有効な方法です。

悪徳業者とのこんなトラブルが増加している

業者側はトラブルがあった際も、うまい具合に正当な理由を並べて遺族側を言いくるめてくる可能性があります。そのため、後悔しないためには、ささいなことでも事前に確認しておくことです。追加料金についてもきちんと確認しておき、証拠を持っておくと有利です。遺品には業者が勝手な判断で処分できないものがあります。しかし、そのようなときに「うちは元々遺品整理の会社ではなく遺品回収の会社だから」といって、次々に遺品を不用なものとしてゴミのように扱われたケースもあるのです。そのトラブルに関しては、まず名乗りの時点で問題が発生しています。会社のホームページで遺品整理の会社と名乗っているか、サービスの内容と許可証の確認などを行っていれば事前に防げたかもしれません。

いずれにしても、悪徳業者かどうかを判断するチェックポイントはいくつかありますので、トラブルは事前に回避しましょう。慎重に進めていけば判断することは難しくありません。遺族にとっては大変な時期ですが、悲しい事態が起こらないようにするためにも悪徳業者でないかの見極めだけはしっかりと行ってから依頼をしましょう。